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ブ ル ガ リ ア 現 地 受 信 局 調 査   i n   ソ フ ィ ア

2 0 0 1 . 4 . 2 2  〜 「 げ げ っ ・ ・ ・ オ ー バ ー ブ ッ キ ン グ ! 」


■ 2001年4月22日(日) 〜 「げげっ・・・オーバーブッキング!」 -

  昨日は、パリ到着直前、機内で突然寒気を感じた。ブルッと身震い・・・ちょっとイヤな予感はしたのだが、どうも熱っぽい。

  パリでホテルにチェックインした時は身体もダルく、何もする気力が起こらない。

  ヤバい・・・カゼひいてしまった、、、

  ソフィアからアトランタ行の直行便なんてもちろんないし、パリでの乗り継ぎも最悪。ソフィアからのフライトがあと1時間早ければ、パリでちょうどいい具合にアトランタ行きに乗り継げたのだが、結局、ここで1泊するハメになってしまった。

  こんな急にカゼの症状が出たのにはビックリしたが、きっとこの1週間の不摂生なワッチ生活が祟ったのだろう。

  パリでは一度もラジオに触れることなく、夕方着いてすぐベッドで爆睡。朝まで起きることはなかった。

  パリのド・ゴール空港は、それにしても分かりづらい空港だ。海外はあちこち飛び回っているし、自分でも旅慣れているつもりでいたが、こんな不親切な空港は他にない。英語で尋ねても答えはフランス語で返ってくるし、まったく困った国だ、フランスは。

  やっとの思いでアトランタ行デルタ航空(エールフランスと共同運航のため、実際にはエールフランス)のカウンターに着いたが、ここで人形のようにキレイなフランス人女性が声を掛けて来た。どうやらエールフランスの職員らしい。かなり訛りのある英語で何やら喋っている。

  「このフライト、実はオーバーブッキングなんですけど・・・ 現金200ドルか旅行券400ドル相当で次の便に切り替えていただけないでしょうか・・・」  こんな感じかな。

  おいおい、冗談じゃない。明日から仕事だし、これ以上休むことなんてムリ。まだ少し熱っぽいし、体調もよろしくない。申し訳ないけど、お断り、、、

  でも、「次のフライトは2時間後なんですヨ。それに、もしボランティアになっていただけるのでしたら、現金400ドルか旅行券600ドルでも構いません」

  おぉ、現金が一気に倍になったー!(笑)  しかも、次の便は僅か2時間後なんだとか。

  アトランタ着20時はチト遅いけど、確実にこのフライトで帰れるというなら、そう悪い話でもない。

  オリジナルのフライトの出発時刻ギリギリまで待って、もし空席が出れば、そちらに乗ることも出来るらしい。

  まだ熱っぽいのに、「All right. Put me on the next flight...」。ハハハ、名乗り出てしまった。

  そして待つこと、およそ2時間。何と、オリジナルのフライトに空席が出たのだという。

  あぁ、せっかくの現金400ドルが、、、

  しかし、ハラハラした甲斐はあった。たまたま出た空席はビジネスとのことで、パリからアトランタまで足を伸ばして快適な空の旅を楽しむことが出来たのだ。

  アトランタ空港に降り立った時は、まるで30年前の世界からタイムトリップして来たような錯覚を覚えた。ブルガリアとはあまりに違い過ぎる。それに、やっぱり言葉の通じる世界はいい。すれ違う人々の会話(英語)を聞いてホッとしてしまうあたり、我ながらビックリ。

  アメリカも、自分にとっては「外国」なんだけど・・・いつの間にか違和感がなくなってしまったのかも知れない。

( おわり )

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ブルガリア現地受信局調査 in ソフィア -

4月12日(木)  「いよいよ出発!」

4月13日(金)  「パリ・・・そしてソフィア」

4月14日(土)  「現地受信局調査事前打ち合わせ」 「現地受信局調査、スタート」

4月15日(日)  「ソフィア市内観光」

4月16日(月)  「DX! DX! DX!」

4月17日(火)  「ついに来た、ラジオ・ブルガリア」 「局長室に乗り込む」

4月18日(水)〜19日(木)  「ソフィアで留守番する」

4月20日(金)  「プロブディブ遠征!」

4月21日(土)  「ソフィア最終日」

4月22日(日)  「げげっ・・・オーバーブッキング!」





 
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