ホーム > 海外におけるBCL活動レポート > WINB-Red Rion, PA 送信所訪問記 W I N B - R e d L i o n , P A 送 信 所 訪 問 記 〜 2 0 1 2 . 1 2 〜 《 はじめに 》 これまで米国の短波放送局(の送信所)をあちこち訪ね歩いて来ましたが、WINB-Red Lion, PAはペンシルバニアの片田舎 - ジョージアから遠いこともあり、これまで、なかなか訪問の機会に恵まれませんでした。 まず、Red Lion, PA の位置を確認してみましょう。 ↓ 最寄りの中都市は ヨーク(ペンシルバニア州)ですが、飛行機でアクセスする場合、ボルチモア(メリーランド州)、もしくはフィラデルフィア(ペンシルバニア州)がベストと言えます。 日本からの直行便が就航しているニューヨークやワシントンD.C.より直接アプローチする、という方法もありますが、距離的にかなり疲れるでしょう。 短波放送局の送信所は概して辺鄙な場所にあることが多く、同局も例外ではありません。 広大な米国に於いては、まず、クルマが問題なく運転出来ること、とにかく失敗覚悟で行ってみる熱意と執着心、そしてチャレンジ精神が必須となります(何じゃそりゃ)。 《 事前準備 》 まず、いつものようにFCCのホームページで送信所の所在地を確認します。すべてカーナビが頼りですから、ストリート・アドレスを調べておく必要があります。 これによれば、送信所の所在地は「2900 Windsor Road, Red Lion, PA」とのこと。 Google Map でロケーションを確認 - ストリート・ビューも見られます。いやいや、周囲には懸案の樹木もなく、電波塔もバッチリ写っています。実際に行ってみたら周囲を樹木に覆われて何も見えなかった、なんて最悪のパターンも少なくない中、これは期待が高まります。条件としては、かなりいい感じがします。 《 アプローチ 》 ということで、アタック当日 - カーナビがきちんと所在地を認識してくれたらシメたもの。 短波放送局の送信所は辺鄙な場所にあることが多い、というのは既述の通りですが、カーナビがストリート・アドレスを認識してくれないこともままありますから、最後まで油断は禁物です。 幸い、同局に関してはノープロブレム - 一発で入りました。^^ カーナビに従ってクルマを進めます。Red Lion, PA まで、あと5マイルに迫りました。 ↓ 遠方に、2本の電波塔が見えて来ました。目的地まで1.3マイル、と出ていますから、まず、同局の送信所に間違いないでしょう。 ↓ ズームアップ。 ↓ アンテナ直下にアプローチです。建物は、まるで廃墟のような感じ。近くまで行ってみましたが、どうやら無人と思われます。 ↓ 更に近づいてみます。ここまでアプローチ出来るとは思わず・・・(嬉) ↓ 送信アンテナ ↓ トップ部分、スームアップ。 ↓ こんな直下から送信アンテナを見上げたのは、これがはじめてです。
所在地の「2900 Windsor Road, Red Lion, PA」には、WGCB-TV(Family 49)というケーブルテレビ局がありました。どうやら、このテレビ局が短波放送(WINB)を運営している模様。 ↓ Red Lion, PA のダウンタウン(中心地) - とはいっても、ただの、ペンシルバニアの片田舎。(笑) 「KARATE」はもう、アメリカでも完全に市民権を得ていますね。こんなところで日本語に接するとは思わず。^^ ↓ Red Lion, PAの道路標識には、赤いライオンのイラストが描かれています。なかなかお茶目。(笑) ↓ Red Lion, PA のダウンタウンからWINBの送信所まで、およそ1マイル - このような感じで、一際高い電波塔が2本、よく見えます。 ↓ ということで、ここまでアンテナ直下にアプローチ出来たのははじめてで、非常にエキサイトしました。 この満足感、充足感こそ、次回の送信所訪問の糧?となります。次はどこに行こうかな?(笑) ■
|