ホーム > 海外におけるBCL活動レポート > キト現地受信局調査(2017年) キ
ト 現 地 受 信 局 調 査 ■ はじめに - 昨年11月末のメキシコシティー(メキシコ)に続いて、何と、今度はキト(エクアドル)に、ラジオを聴くため「だけ」の目的で行くこととしました。(笑) あ、正確にはあともうひとつ目的があって、それは「HCJBを訪問すること」です。^^ 諸事情により、3月末から7月末まで、奥方が子供たちを連れて一時帰国します。^^ もちろん、夫婦仲が冷え込んで別居、とか、これ以上の米国生活に嫌気が差して現実逃避、というわけでありません。(笑) せっかくの単身生活 - 前回に続いてもうこんなチャンスはなかなかないよね、ということで?早速、行動開始!です。 自分で言うのも何ですが、わたしは仕事も含めてアクションがとても速い。即断即決。稟議など通しません。周囲もそれをよく分かっているので、何も言わない。みなさん、ありがとうございます!(笑) さて、どこに行くか、です。 有休は、そうそう取れるものではありませんが、それでも事前にきちんと調整すれば取れないわけでもない。取る、と決めれば取れるわけです。これも即断即決。 ただ、あまり移動に時間を取られるのは勿体ない。東西の移動はどうしても時差が絡むため、こういうシチュエーションでは不向きです。 じゃ南北だよね、ということで、まずは候補地をいくつか挙げてみました。 わたしのプライベートのクレジットカード、結構ポイントが貯まっています。これを使って航空券に換える = つまり、家計に大きく影響しない、ということであれば、まだ奥方にも納得してもらいやすいと思われます。多分。(笑) エアラインは(アトランタですから)否応なくデルタ。行き先は、上述の通り、時差の絡まない南北です。 北はカナダしかないし、それに英語圏はつまらんよね、ということで、では南か 〜 メキシコシティーは前回行っているし、移動に時間をかけない、というベースだとサンパウロやリオデジャネイロ(ともにブラジル)、サンチアゴ(チリ)は厳しい。カリブの小国はクルーズで大体行ったなぁ、ということで、候補はリマ(ペルー)、キト(エクアドル)、パナマシティ(パナマ)、ボゴタ(コロンビア)といったところでしょうか。 リマは、わたしの所持ポイントでは足りないので却下。ボゴタは、何となくあまり治安が良くないイメージがあるのでパス。誘拐されても困りますし。(笑) パナマシティは、正直あまり惹かれないのでこれも却下、ということで?、消去法というわけではないのですが、キト。おぉ、キト! いいじゃないか!(笑) キトは、わたしも含めて日本のBCL・DXerにとっては昔から馴染みが深い。もちろん、HCJB日本語放送の影響であることは言うまでもありません。 短波としては、今では6050kHzが1波残るだけのローカル局となってしまいましたが、それでもやはり一度は行ってみたい!という衝動に駆られます。日本からも行けないことはありませんが、まぁ、なかなかそんな機会はないよね、ということでキトに決定!です。^^ いつものように一応奥方(財務大臣)に上申?すると、例の如く、「危なくないとこならいいんじゃない? 逝って(行って)来たら?」の返事。わたしが一度言い出したらゼッタイ聞かないのをよく知っているので、一切の反論もありません。 自分で自分の奥方を自慢するわけではないのですが、わたしにはもうこの人しかいない。こんな素晴らしい女性と巡り会えて、もう、これ以上何も求めるものはありません。 ということで、ホントありがとうございます。それでは逝ってまいります!(笑) 本日、クレジットカードのポイントを投じて航空券を予約。ついでにちゃっかりマイレージも溜まったりするので、まさに一石二鳥です。しかし、今回は、残念ながらエコノミー、、、(>_<) まだ3ヵ月ほどありますので、キトについて、これからいろいろ調べます。アポを取ってぜひHCJBも突撃訪問したいところですが、英語は通じるんだろうか?(スペイン語ではとてもムリ) 近くなったら、ダメモトでリクエストを出してみるとしましょう。^^ 〔 2017.2.19 記 〕 エクアドル - 特にキト周辺の中波局をリストアップしてみました。^^ 今やその殆どがオンラインで聴けるようになっており、わざわざ現地まで出かけて受信することに何の意味があるのか?と言われれば、確かにその通り。(笑) 意味があるとか、ないとかではなくて、ただの自己満足の世界なので、自分としてそれをやりたいからやる、というだけの話です。誰のためにやるわけでもない。やらなければならないからやる、というわけでもない。やったことで自己満足が得られる(と思われる)からやるだけであって、これをとことん追求するのが趣味だと考えています。 「趣味」の定義も人それぞれなので、趣味とはこういうものだ、などと言うつもりもない。わたしはこれで自分自身の満足が得られる(だろうと思っている)からエクアドルのラジオ受信旅行を企画しているだけであって、あなたもぜひどうですか?なんて言うつもりもない。個々人がそれぞれ自分の満足が得られることをする、但し、他人さまにはご迷惑をお掛けしちゃダメよ、という大前提があって、ですが。 閑話休題 - エクアドル - 昔は、HCJB(アンデスの声)を筆頭に短波にもいくつか出ていましたが、現在では唯一このHCJBが6050kHzで細々とローカル向け放送を続けているだけ。WRTHでは、これに加えてLa Voz del Napo(3280kHz)とR.Oriental(4782kHz)がリストされていますが、QRT中ですから事実上HCJBのみという状況です。(2017年2月現在) 過去のデータを調べてみたところ、わたしは下記のエクアドル局より返信をゲットしているようです。
- HCJB キト周辺だけでも、これだけの中波局が出ているようです。先日の「Wavescan」で、HCJBの690kHzは中波から撤退と言っていたかな。R.Melodia(740kHz)やR.Quito(760kHz)は以前短波で聴いて以来ですから久しぶり。 FMは、あまりに局数が多すぎるのでパス。今回も、ターゲットはAM局に絞ります。SDR があればかなり効率的にIDを確認できるでしょう。^^ Freq.Call
Station Time (Local) 〔 2017.2.26 記 〕 ■ 事前準備 - せっかく行くのだから、取りあえず、知らないよりは知っていた方がいいですね。(笑) 《 国 名 》 正式名称は「エクアドル共和国」=「Republic of Ecuador」。スペイン語で「赤道」を意味します。 《 面 積 》 25.6万平方キロメートル、と言われてもあまりピンと来ないのですが、日本のおよそ3/4 = 本州と九州を合わせたぐらいの広さ、だそうな。 それでもあまりピンと来ないか。(笑) 《 人 口 》 2013年の統計で1,542万人とのこと。 因みに、東京都の人口は2016年7月の時点で1,362万人です。 あまり比較にはならないか。(笑) 《 首 都 》 キト。でも、エクアドル最大の都市は(キトではなくて)グアヤキルなんですね。って、そりゃどこだ?(笑) 《 民 族 》 2001年の国勢調査(随分と古いっすね)で、欧州系・先住民混血79%、欧州系8%、先住民7%、その他6%とあります。 昔、中学の地理の時間に「インディオ」とか習ったのを思い出します。(懐) 《 言 語 》 公用語はスペイン語。大学時代、もっと勉強しておけばよかった、、、(当時はしたけど殆ど忘れた、というのが実情)。 《 略 史 》 1822年、大コロンビアとしてスペインから独立、1830年に大コロンビアより分離独立してエクアドルとなった、とのこと。あ、そうですか。(笑) 《 通 貨 》 意外や意外、2000年3月に自国通貨・スクレを廃止 - 米ドルを法定通貨として使用している、とのこと。 マジメにHCJB日本語放送を聴いていたらこんなの常識だったかも知れませんが、すみません、わたしは全く知りませんでした。(笑) (米ドルですから)紙幣は、100, 50, 20, 10, 5, 1ドルの6種類です。 コインのみエクアドル製ドルがあって、1ドルと、50, 25, 10, 5, 1セントの6種類。エクアドルのコインは当然エクアドル国内でしか使えません(そりゃそうだ)。米ドルで用が足りる、というのはナイスです。(笑) 《 消費税 》 すべての物品に12%がかかるそうです。高っ! 《 在留邦人数 》 2014年の統計で382人とのこと。アトランタ日本語学校より少ないんですねえ(比較するなよ)。(笑) 《 国 歌 》 「Salve, Oh Patria」。 2017年2月現在、短波に出ているエクアドル局は恐らくHCJB-Quitoが唯一と思われます。周波数は6050kHz。毎日11:00(UTC)ジャストに国歌が流れます。 《 時 差 》 エクアドル本土は、日本より14時間遅れ。サマータイムは未実施とのこと。 米東海岸とは、冬時間の期間中は時差なし。アメリカが夏時間に移行すると1時間の時差が生じます(アメリカから見て、1時間ビハインド)。 《 ビザ 》 観光目的の場合、90日以内の滞在ならビザ不要。パスポートの残存有効期間は、エクアドル入国時点で6ヵ月以上が必要とのこと。 あれ、わたしのパスポートはいつまで有効だったかな?(笑) 《 治 安 》 まぁ、人気の少ない裏道に入らないとか、夜に出歩かないとか、基本的なことさえ守れば大丈夫でしょう(多分)。 《 電圧・コンセント 》 電圧は110ボルト、60ヘルツ。プラグはAタイプなので、日本やアメリカの電化製品がそのまま使えるようです。これはナイス! 《 郵 便 》 日本へは、ハガキや20グラムまでの封書で3.25ドル、100グラムまで6.25ドルとのこと。米ドルベースですから、かなり高い! HCJBも、リスナー1人に対してこれだけの費用がかかるとなるとタイヘンです。これまで返信料として1ドル札を同封していましたが、うーん、これでは全然足りなかったのか、、、(>_<) 《 チップ 》 レストランでは、多くの場合、消費税(12%)とサービス料(10%)を含んだ料金を表示しているのでチップを渡す必要はない、とのこと。サービス料が含まれていない場合には10%程度を渡すんだとか。 ホテルで荷物を運んでもらった場合は1ドル札を渡すのが一般的、とのこと。これはアメリカと同じですね。 《 アクセス 》 日本からエクアドルへの直行便はなく(そりゃそうだ)、アトランタやヒューストン、ニューヨークを経由して行くのが一般的、とのこと。成田‐キトで検索をかけてみるとアエロメヒコのメキシコシティ経由なんてのも出て来ますが(なるほどー)、まだアメリカでトランジットの方が安心できそうです。 わたしは、日本‐アメリカの長距離拷問フライトをオミットできるのでナイス! それでも、アトランタから5時間ほどかかります。(遠) 《 フライト 》 アトランタからは、デルタ航空が毎日直行便を飛ばしています。しかし、あまりいい時間帯ではなく、アトランタ17:55発でキト22:13着。成田はじめアジア方面からのフライトは夕方に着きますから、まぁ、これとのコネクションを考えると仕方ないのかも知れませんですね。 帰りはもっとひどくて、キト23:30発でアトランタ翌日05:46着。これも、アトランタから世界中、米国内に散らばって行くことを考えれば、やむを得ないのかも。。。 《 標 高 》 アンデス山脈の中腹にあるキトは標高2,850メートルとのこと。昨年11月末に行ったメキシコシティが2,240メートルでしたから、これより高い。富士山で言うと7合目ぐらいに相当します。 考えてみればエクアドル旅行まであと2週間ほどですので、そろそろHCJBに訪問のアポ取りをしてみようと思います。スペイン語は全くダメですので、英語で、、、(笑) 返信はあまり期待出来ないかも知れませんが、まぁ、ダメモトということで。。。 アタッテ (>_<) クダケロ こんな感じでどうかな? ↓ To Whom It May Concern; Hello. My name is XXXX XXXX, a long-term enthusiastic HCJB listener living here in Atlanta, Georgia, the United States of America. I am sending you this email to kindly ask if there is any way you can accept my visit to your station on either Friday, 5/26 or Saturday, the 27th. I plan to stay in Quito for 3 days from 5/26 through the 28th. My itinerary is quite flexible. I am available at any time of these 2 days - so I am willing to adjust my schedule as much as I can within this period to meet your convenience. All I want is simply to visit your station and look around the place where your shortwave broadcast on 6050kHz actually comes from. My stay will not be too long so that I will not disturb you. It would be appreciated if you could get back to me accordingly to confirm my visit. Thank you very much. Best Regards, XXXX XXXX ということで、返信が来ることを祈りつつ、、、(願) 〔 2017.5.9 記 〕 先日キト(エクアドル)のHCJBに訪問アポ取りのメールを送付したのですが、何と・・・思いがけず?ウェルカム!の回答を受領しました。^^ (こちらのアポ取りメールが)英語では厳しいかな、と思っていたのですが、先方もしっかりとした英文メールです。局舎内も案内していただけるとのことで、日時も決定。英語を喋っていただけるのであれば、わたしとしてはものすごく助かっちゃいます。(笑) エクアドルに行く、というのは、ある意味、昨年11月末のメキシコシティで味をしめた?流れであることは言うまでもありません。 しかし、ひとつショック?だったのは、メキシコシティでR.Educacionのゲート前まで行きながら(言葉が通じず)守衛のオッサンに行く手を阻まれ、なす術なく退散を余儀なくなれたこと。もともと予定もしていなかったので準備不足と言われればそれまでですが、それにしても情けない。(-。-; スペイン語が出来れば現場でいくらでも交渉出来たんでしょうが、残念ながら、わたしにはそのアビリティ(能力)がなかった。だから、あそこまで行ったというのに、引き返すしかなかった。 今回も、キトまで行くのはいいけれど、そこまで行ってHCJBを訪問出来なかったらかなりアホだよね、と思いつつ、スペイン語の壁に阻まれたR.Edicacionのトラウマがアタマを過っていたわけです。その国の言葉が出来ない、っていうのはツライ。大学時代、ホント、もっと真剣に勉強しておけばよかった。 HCJB・・・今からスペイン語はどうにもならないのだから、当たって砕けろ! 英語で行くしかない。それでダメなら、自分の能力不足ということで諦めるしかない。 英語は世界共通語 = 世界標準語です。ということで、いやぁ、夢のようです。晴れてHCJBを訪問出来る運びとなりました! ということで、本日、礼状メールをお送りしました。ありがとー! Dear XXXX - Thank you very much for your quick response. It is so nice to hear from you. I am sorry for a delay in getting back to you as I was on a business trip for the past 2 days. I am so excited about my visit to HCJB confirmed on XXXX, May XX, 2017 at XX a.m. I will be arriving in Quito at XX:XX p.m. on XXXX, the XXth, via DLXXX from Atlanta. I plan to stay at the XXXX Hotel for 3 nights until XXX, the XXth. I will leave for Atlanta via DLXXX on that day at XX:XX p.m. I truly appreciate you for offering me a tour of your facilities. This is just like a dream. Although HCJB shrunk their operations significantly in 2009, I have been an enthusiastic listener since 1982 when the Japanese service existed. In fact, I have collected 100+ QSL cards from HCJB. I do not know how I can express my sincere appreciation for you to give me the opportunity. I am looking forward to seeing you soon. Best Regards, XXXX XXXX ということで、俄かに盛り上がって来ました。^^ まさかホントにHCJBに行けるとは夢にも思わなかった。すごいなー 〔 2017.5.13 記 〕 ■ 2017年5月25日(木) エクアドル旅行 1日目 - アトランタ → キト移動 当地時間15時まで通常通り仕事して、慌ただしくオフィスを後にしました。本日デッドラインの案件があり、これをギリギリ片づけて何とか出発。危なかった、、、(-。-; この時間でも空港に向かうハイウェイは既にノロノロで、何だかんだ1時間ほどかかって空港着 - いつもの駐車場にクルマを停めました。^^ そうなんです、国内線でも預け荷物がなければ国際線ターミナルからチェックイン出来るんです。^^ ↓ いつも、国際線ターミナルの利用は午前中なのでガラガラという印象があるのですが、あれれ、当地時間16時ちょっと過ぎ、チェックインカウンターはかなり混雑しています。Sky Priorityも長蛇の列で、ヤバイぞ、こりゃ。(-。-; ↓ スーツケースをドロップして、セキュリティ。これも長蛇の列で、何なんだ、こりゃ? 国際線ターミナルでこんな光景は初めて見ました。空港はこれがあるから恐ろしい!(>_<) なんて悠長なコトを言っていたら当地時間17時を回ってしまい、大急ぎで出発コンコースへ。ラウンジで一息つく暇もなく搭乗時刻となりました。(-。-; フライトは、18:00(EDT)発のDL673 - キト行の直行便です。^^ ↓ 離陸〜 やっぱりアトランタは緑が多くていいねえ、、、^^ ↓ アトランタから南米に向かうフライトは夕方から夜間にかけて出る便が多いようで、現地着は深夜から早朝となります。このフライトは現地時間22:20着。 ↓ 実飛行時間は4時間40分で、これはちょうどアトランタ−ロサンゼルスと同じ。今回はビジネスにアップグレードとなり、快適な空の旅となりました。(中距離路線なので)機材はB757-200 - シートも国内線仕様の「非」フルフラットだけど、、、(-。-; ↓ そうそう、考えてみれば、南米は初めて。おぉ、キューバ上空を通過中(キューバって突っ切っていいんですねえ(笑))。 ↓ 無事、キトに到着ぅ〜 ^^ ↓ ビジネスで降機も早かったので、入国審査も待ち時間ナシ。 女性の若い入国審査官 - 英語でいろいろ質問され、最後にニッコリ笑って「Welcome to Ecuador!」と。こんなコト言われたの、はじめて。これだけでその国の印象が全く変わるのだから、やっぱり入国審査官は愛想良くないとねえ、、、 税関を出てすぐのところに「Authorized Taxi Service」のデスクがありました。国際空港内の「Authorized 〜」なら大丈夫だよね、ということで、ホテル(Hilton Colon Quito)まで、と告げてチケットを購入。27米ドルナーリ。^^ ↓ ということで、無事、ホテルにチェックインしました。 とにかくブッ飛ばす運ちゃん - 裏道を猛スピードで抜けたりスリル満点。真っ暗でどこをどう走っているのか全く分かりませんでしたが、ウワサ通りかなり坂が多い印象。 明日以降、あちこち動き回ってみるとしましょう。^^ ■ 2017年5月26日(金) エクアドル旅行 2日目 - キト滞在 HCJB訪問のアポが当地時間09時 - スペイン語はあまり喋れないし、バスの乗り方も全く分からない。どうやって行くか決め兼ねていたのですが、最悪徒歩も覚悟して、取りあえず同07時半ちょっと過ぎにホテルを出ました。 Google Map によれば、徒歩で4.5キロ・57分、バスで32分、クルマで12分とあります。 ↓
乗り方も降り方も全く分からないバスでヘンなところに連れて行かれても困るし、徒歩にして道に回っても悲惨。 こちらからムリをお願いしてアポ取りして遅刻するわけにはイカンよね、ということで、ここは意を決して?タクシーを使うこととしました。(笑) 運転手さんはもちろんスペイン語しか喋れず。(-。-; HCJBの局員さんより、局舎の向かいが病院(Hospital Vozandes Quito)なのでこれを言うといいよ、とアドバイスいただいていたので、iPadのGoogle Mapでこれを指差して何とか分かってもらえた様子。(笑) 出発。^^ ↓ ということで、これがその病院(Hospital Vozandes Quito)。 ホテルからのタクシー代は4ドル。高いんだか安いんだか分かりませんが、取りあえず無事ここまで来られて一安心。 道を挟んで反対側がHCJBです。^^ ↓ 道路の右側がHCJB。アンテナのタワーが見えます。 ↓ ボルカン・ピチンチャ - 火山だそうな。直近の噴火は2002年とのこと。 高いところにアンテナあり、ということで、山頂付近にはたくさんの送信アンテナが乱立しています。^^ ↓ タクシーに乗ったはいいけど逆に早く着き過ぎてしまい、アレレ、、、(-。-; アポまで、あと1時間ほどあります。仕方ないので、写真を撮りながら周囲を散策することに。(笑) ↓ アンテナのトップ部分 - 後で聞いた話では、これはボルカン・ピチンチャの山頂付近にある送信アンテナに番組を送るための中継用なんだとか。 ↓ 局舎全景。 ↓ HCJBのすぐ近くにテレビ局(TELEAMAZONAS)があったので、ボルカン・ピチンチャをバックに。 ↓ (アポまで)まだ時間があるので、HCJBの局舎とアンテナをバックに、ICF-7600Dで短波(6050kHz)を聴いてみました。さすがにSINPOオール5で入感。しかし、不審者として通報されそうだなー(笑) ↓ 記念に。(笑) ↓ HCJBの正面ゲート。Google のストリートビューで見ていても、実際にここまで来ると感動します。^^ ↓ ズームアップ。^^ ↓ ようやくアポの時間となりました。ニッポン人的には、やはり時間は絶対厳守です。こちらから依頼しておいて、遅刻はゼッタイ許されない。取りあえず、約束を守れてホッとしました。^^ 「ENTRADA」=「ENTRANCE(入口)」ですね。では、いざ訪問。^^ ↓ 守衛室。ちゃんと話が入っていたようで、スペイン語しか喋れない守衛さんが、今回お世話になるG.K.さんに連絡をしてくれました。^^ ↓ ということで、無事、潜入成功。(笑) 写真もビデオも、どこをどう撮ってもらってもOK、とのことで、ありがとうございます、それでは遠慮なくイキます。(笑) ↓ すごいねー HCJBのスタジオに来ちゃったぞ。^^ ↓ 確か、これが最新のスタジオと仰っていたかな。G.K.さんは米国人で、もちろん流暢な英語を喋ってくれるので助かりました。スペイン語ではとてもムリ。(笑) ↓ これが一番古いスタジオ機材、とのこと。日本語放送でも使用されたモノなんだとか。(G.K.さん談) ↓ スタジオの収録スケジュール。 ↓ 1階のスタジオから、2階のアドミニ・フロアへ。今日、エクアドルは祝日とのことでフロアは閑散としています。 ↓ 往年のHCJBグッズがいろいろ展示されています。これはすごい! ↓ 昔のベリカードなんかも。 ↓ うぉー 昔のペナントだよ。 ↓ 昔、返信用に使われていたタイプライターとか、貴重な展示品の数々。すげえ、博物館だ! ↓ 1949〜67年にかけて、HCJB専用ラジオなるものが製造されていたそうです。 ↓ せっかくの「貴重」な機会なので、ドサクサに紛れて「記帳」させていただきました。(笑) ↓ アンテナ・タワーを真下から見上げた図。 ↓ 最後に、史料コーナー。すげえ、こりゃすげえよ! ↓ おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! ↓ ズームアップ! 歴史のひとこま - もはやレジェンド。ステキなお写真です。^^ ↓ その下の説明書き。いかにHCJB日本語放送の人気がスゴかったか、です。 1970年年代・・・わたしはまだ幼稚園生で、BCLは始めていなかった、、、 ↓ すげえ、1932年の番組表ですと! ↓ ということで、貴重なお時間を使って局内を案内してくださったG.K.さんに丁重に御礼を言って、局を後にしました。 およそ1時間、スタジオやら史料コーナーやら、マニアの訪問にお付き合いいただき、心より感謝。わたしも、まさかホントにここまで来られるとは思っていなかったので感無量です。^^ ありがとうございました。m(_ _)m 帰りは、地理感覚を掴みたいと思い、ホテルまで徒歩で戻ることとしました。 Av. 10 de Agosto(8月10日通り)という大きな通りをずっと真っすぐなので、迷うことはありません。帰りはいいけれど、行きは安全策のタクシーで正解。 キトの標高は2,850メートルと高く、空気も薄いためか、暫く歩いているとやや息苦しくなります。気のせいなのか、はたまた、ホントにそうなのか。途中、公園があったので休憩かたがたラジオを聞いてみました。完全に不審者。(笑) ↓ おーい母ちゃん、それはムリってもんじゃ・・・? ↓ コインランドリー。 ↓ ということで、ホテル着。 Hilton Colon Quito - ヒルトンなので安全かな、ということで。 ↓ 宿泊している部屋(寝室)。Exective Suite。ひとりなので、ここまではいらないけど。 ↓ リビング。アンテナ設置前。(笑) 少し休憩して、また周辺を散策してみました。露店のお土産屋さん。 ↓ 人が集まっていたので覗いてみましたが、スペイン語でよく分からず。(>_<) ↓ ショーウィンドウにラジオが並んでいました。怪しい中国製か? ↓ 安いのはいいけど、とてもトライする勇気ナシ、、、 ↓ キトの街並み。ウワサには聞いていましたが、ホント、坂が多いっす。 ↓ Basilica del Voto Nacional。入館料2ドルを払って中に入ってみました。 チップなどで1ドル札があった方が便利と思い5ドル札を出したら、お釣りはエクアドルのコインで来ました。やられた、、、(>_<) ↓ すごい急坂。ゆっくり上ってもかなり息が切れます。(>_<) あの丘の上まで歩いて行くのはムリだなぁ、、、↓ キトの旧市街。どことなくヨーロッパチックです。 ↓ 独立広場(Plaza Grande "Independence Square")。金曜の夜ということで、人でいっぱい。 ↓ それにしても、「物売り」が多い。いろいろな人がいろいろなモノを売っています。とても許可を得てやっているとは思えない。皆、日銭稼ぎでタイヘンそう。いろいろな人から声をかけられるのですが、すいません、スペイン語なのでサッパリ分かりません。(-。-; しかし、「ニーハオ」だけはやめて欲しいもんだ。5, 6回言われました。彼らからしたら、日本人も中国人も同じなんだろうけど、こちらからしたら大問題。(笑) ↓ ということで、暗くなるまであちこち歩き回ってホテルに戻りました。部屋ではペルセウスくんが総録りに励んでくれています。ご苦労さま。 それでは、これからのんびりリアルタイム・ワッチ。^^ ■ 2017年5月27日(土) エクアドル旅行 3日目 - キト滞在 もともと外に出て枕が変わるとグッスリ寝られない人ではあるのでそれとも無関係ではないんでしょうが、それにしても夜は眠りが浅くて参りました。ものすごく眠いことは眠いのですが。(-。-; アトランタ(米東海岸)とキトの時差は1時間で、時差ボケというレベルではありません。高山病の初期症状に「不眠」とあり、これと関係あるのかは分かりませんが、とにかく身体もダルい。昨日、久しぶりに歩き回ったからかナ?なんて思ってもいますが、さて?(-。-; 調べてみると、高度3,000メートルで酸素の濃度は平地の68%になるんだとか。沸点は92度(摂氏)。気圧は700ヘクトパスカルだそうです。キトは標高2,850メートルとありますので、これに近い感じ? 日本より持参したスナック菓子がパンパンに膨れています。(笑) もちろん高山病で寝込むようなレベルではありませんが、やはり平地とは少し勝手が違うようです。 では、総録りはペルセウスくんに任せて、今日もあちこち動き回ることとしましょう。^^ 言い訳にもなりませんが、あれだけ時間があったというのにキトについてホント何も調べておらず、観光でどこを回ったらいいか全く分かりません。ツアーに乗ってもいいのですが、ここまで来て他人と同じペースでは疲れるし、ひとりで動いた方が気楽。 ということで、出発前、ホテルの部屋であれやこれや調べてみました。 当初、HCJBが訪問出来て、現地でラジオが聴ければ十分 - と考えていたので、それが両方とも早々に実現してしまって、さぁ、次どうするよ?みたいな。(笑) お約束のGoogleで、これまたお約束 - 「キト観光」で検索すると、トリップアドバイザーなど幾つかのサイトがヒットしました。現地まで来て当日に調べているレベルですからどうしようもありませんが、今となっては後の祭り。 昔、マジメにHCJB・日本語放送を聴いていなかったことも悔やまれます。(笑) テレフェリコ(TeleferiQo) - ゴンドラ(日本で言うところの、リフト)で、標高3,117メートル(10,226フィート)から同3,945メートル(12,943フィート)まで上がれる(らしい)ことが分かりました。富士山より高い。ハイキングコースもあり、ここで標高4,000メートルが体験できる、とのこと。 これはもう、行くしかないでしょう。(笑) Google Map では、ホテルから5キロとあります。が、かなり坂道を上るようで、徒歩は非現実的。 ホテルを出ると、偶然にも、昨日HCJBまで連れて行ってくれたタクシーの運転手さんが客待ちをしていました。これはラッキー。^^ 「TeleferiQo〜」と言うと、「Si, si!」。取りあえず、会話が成り立ちました。(会話かよ?(笑)) 確かに、ものすごい坂道。やっぱりタクシーにしてよかった、、、(笑) ↓ 運転手さんはスペイン語しか通じませんが、すごく親切な方で安心 - 明日、時間を指定して Intinan Solar Museum と 空港にも連れて行ってもらうようリクエストしました。カタコト以下のスペイン語と、英単語の羅列でも何とかなるものです。(笑) TeleferiQo。 ↓ (週末なので)時間を間違えると混むかも、と思い、当地時間朝09時ちょっと前にやって来ました。 この時点ではガラガラ。殆ど待ち時間ナシ、です。^^ 6人乗りゴンドラ。 ↓ 事もあろうに、アツアツの美男・美女カップルと同乗になってしまいました。(>_<) 内心、ジャマしてスイマセン(← オレは全然悪くないんだけど)、と思っていたんですが、もう、完全に2人だけの世界に浸っています。対面にいるわたしなど、全く眼中にない様子。コイツラめ〜 って、羨ましいぞ。(笑) ↓ ゴンドラは20分ほど。こりゃすごいわ。往復8.5米ドルって、安いっす。 ↓ 途中、横に目をやると、昨日下界より見ていたアンテナ群が。 G.K.さんのご説明によれば、この中にHCJBの送信アンテナもあるはず。 ↓ ということで、頂上。 看板には4,100メートル、とあるんですが、ホントそうなのかな? ↓ 眼下にはキトの街並み。こりゃすごいね。 ↓ 雲がずっと下の方にあるんですけど。キト自体がかなりの高地なので、何だか感覚が狂います。 考えてみると、街がずっと下に見えて、さらにその下に雲があるって、、、(凄) ↓ 標高4,000メートル超 - ここまで来ると、さすがに空気が薄いのが(わたしでも)よく分かります。 息苦しい。普通に歩いているんですが、心臓がバクバクします。まぁ、ちょっと刺激になっていいのかも。(笑) ↓ ボルカン・ピチンチャ - 確かに火山。標高は4,784メートルとのこと。この地点がちょうど4,000メートルなので、登れなくはなさそうだけど・・・ なんて思いながら歩を進めると、すぐ息苦しくなります。こんなにも違うとわ、、、 ↓ 紫外線はキョーレツ。メガネがこんなに変色します。^^ ↓ キトの市街は(メキシコシティーほどではないにしても)排気ガスが結構スゴかったけど、ここまで来ると空気がとても新鮮。薄いけど。(苦) ↓ この道を行けばどうなるものか。危ぶむなかれ。危ぶめばそこに道はなし。 ・・・とアントニオ猪木さんは言ったけど、ホントどこまで行くか分からないし、とにかく息苦しいので、どこで引き返すか思案中。 ↓ ・・・と馬に乗ってラクしている人たち。わたしも乗せてくれー(笑) ↓ 高山植物? 何だかビミョーな色合いが素敵です。 ↓ 心臓破りの急勾配。写真ではなかなか伝わらないのですが、向こう側は崖のようになっていて、一歩でも踏み外したら終わり。足が竦みます。 ↓ それにしても壮観。わたしが宿泊しているホテルも見えます。^^ ↓ おじさん絵になっているなぁ、ということで、無許可で1枚。(笑) ↓ ずっと向こうから稜線を歩いて来たわけです。心臓が痛い。(-。-; ↓ 絶景。 ↓ 高山植物・・・かな? 背景にキトの街並みをボカして撮ってみた。空気が薄くて、こちらのアタマの方がボケているけど。(笑) ↓ もう1枚。 ↓ ということで、再びゴンドラで下界に下りて来ました。^^ とは言っても、この地点でもまだ3,000メートル超。空気が濃い・・・かどうかはよく分からないのですが、上にいたときよりは息切れしないので多分そうなんでしょう。(笑) ↓ 何も調べないでキトまで来て、まさかアンデス山脈を(少しだけど)歩けるとは夢にも思いませんでした。標高4,000メートルの高地なんて、人生の中でもそうそう来られるものではないし。 ということで、夜はワッチ三昧です。^^ ^^ ^^ おまけ。 宿泊しているホテル(Hilton Colon Quito)内にSushi Barがあったので、試しに入ってみました。 キトで生モノを食べるのは勇気が要りますが、まぁ、ヒルトンの中に入っているレストランなら大丈夫だよね(多分)、ということで。 覚悟して入りましたが、やはり、結構な値段です。まぁ、そりゃそうか。 ↓ お腹が空いていたので、一番高い寿司セットを注文。 ↓ ここが南米・エクアドルだと思えば、、、(笑) 美味しかったです。ご馳走さまでした。m(_ _)m ■ 2017年5月28日(日) エクアドル旅行 4日目 - キト → アトランタ移動(機内泊) 本日はこれから、キト深夜発のフライトで帰米の途に就きます。レッドアイのようなもので、アトランタには日付変わって29日(月)の早朝に到着予定。メモリアルデーの祝日につき、早朝に戻っても自宅でゆっくり休めるぞよ、という皮算用?です。(笑) ホテルのチェックアウトは、正午。 朝イチで出て最終日のキトをあちこち動き回ってもいいのですが、午後は戻っても部屋を使えないし、深夜にそのまま帰米することを考えるとさすがに疲れそうだよね、ということで、昼までホテルでのんびりラジオ聴いて、午後から最後の観光に出かけることとしました。 多分、それがちょうどいいぐらいなんじゃないかな。 昨日テレフェリコに行く途中、タクシーの運転手さんに「当地時間12時ピックアップでお願い!」と依頼しておいたので、午後はIntinan Solar Museumまで足を延ばしてみようか、と。 ホンモノの赤道上を歩ける、という場所だそうで、北半球と南半球を跨いだり、赤道上で釘のアタマの上に卵を立てたり、まぁ、お約束の観光地です。赤道直下のキトに来てここに行かないのも何だよね、ということで。 次いつ来られるか分からないし、そもそも、また来られるかも分からないし、、、 帰りのフライトも(アップグレードで)ビジネスとなりました。ラッキー! ゆっくり寝て帰れます。来たときと同じ中距離線用のB757-200なので、シートはフルフラットじゃないけど。(-。-; 朝、ホテルの窓より。 雲ひとつない晴天 - 昨日テレフェリコで登ったボルカン・ピチンチャがクッキリ見えます。 天気としては、今日の方がよかったかナ?(この後、山頂はガスがかかってザマーミロ。(笑) 昨日行っておいてよかったー ^^) ↓ 一昨日、昨日とお世話になったタクシーの運転手さん。正午 = 約束の時間ピッタリにホテルのロビーで待機していてくれました。Muchas gracias!^^ 図々しくも助手席に乗せてもらったり・・・ すっかりアミーゴ?(笑) ↓ 向かうは、世界の中心 = 赤道です。(笑) キトはアップダウンがものすごくて、移動はクルマがないと厳しい。短期旅行者が路線バスを使いこなすのは(恐らく)困難で、やはり、こうしてタクシーを利用することとなるようです。 わたしは、たまたま運よくいい運転手さんに巡り合えてラッキー。^^ ↓ 世界の中心。 ↓ ということで、やって来ました Intinan Solar Museum 。 キトの中心地からこんな遠いトコまで連れて来てもらって、カラで帰ってもらうのは気が引けるし、かといって、待っていてもらうにしてもどれぐらい時間がかかるか分からない。 到着後、支払いをしようとしたら「後でまとめてでいいヨ」みたいなことを言っています。どうやら、待ってもらえる様子。筆談で、13:30 にAqui(ここ)で、と。スペイン語の単語、総動員。大体どれぐらいかかるものか、ご存知なんでしょう。(笑) しかし、それにしても後払いでいいとわ。わたしも、遠い異国に来て随分と信用を勝ち得たものです。(笑) 個人的には、先にお支払いしてしまった方が気分的にラクなんですけどね。^^ ここでは全員、入場料4.50米ドルを支払ってツアーに乗ります。英語のツアーをリクエストしたら、オーストラリアと韓国のそれぞれカップルと同じ組となりました。わたしだけ1人。(>_<) 北緯00時00分00秒。 ↓ 日時計。ホントに13時ちょっと前を示しています。はじめて見た! すごいなー ↓ 年甲斐もなく赤道を跨いでみた。左足が南半球、右足が北半球。(笑) ↓ よく見る図、ですね。ホンモノの赤道。(笑) 赤道上で、卵を釘のアタマの上に乗せてみた。ホントに立ったー!(驚) 反対側の方も成功していて、卵が2つ、釘の上に立っている図。こりゃすごいね。^^ ↓ ということで、パスポートに記念のスタンプを押してもらい、釘のアタマの上で卵を立てた証明書をもらって大満足。ただの観光客。> 自分 ^^ HCJBが訪問出来て、現地でラジオを聴ければいい、なんて言っていたクセに、、、(笑) 運転手さん、1時間も待たせてしまいました。すみません。 ホンモノの赤道のすぐ近くに赤道記念碑があるんですが、また待たせてしまうのも申し訳ないと思いパス。 ダットサン。すげえ、未だに現役かよー (笑) ↓ 信号待ちしていると、いろいろな人がいろいろなモノを売りに来ます。水とかジュースぐらいならまだいいとして、リンゴとかトイレットペーパーとか・・・何でもアリ。(笑) 合法・・・ではないと思うんですが、だからと言って非合法でもないのか?(いや、非合法だろって(笑))。警察(Policia)も特に取り締まりはしていない様子。 って言うか、これで逮捕していたら牢屋がいくらあっても足りないんじゃない?(それぐらい多い) ↓ 意外なほど赤道が早く終わってしまったので、(一昨日に続いて)再度キトの旧市街に行ってもらうようリクエストしました。前回は、夕方であまりよく見られなかったので。 ↓ 取りあえず、独立広場で降ろしてもらいました。ここまで「いくら?」と訊くと、「40米ドル」と。 高いのか安いのかよく分からんのですが、到着初日、空港からホテルまで、取りあえずAuthorized Taxiで27米ドルでした。距離にしておよそ40キロ。 これに対して Intinan Solar Museum は、ホテルから片道およそ30キロ。待ち時間を考えても、とてもリーゾナブルです。もちろん、法外な金額を吹っ掛けたりするような方ではないので全く心配していませんでしたが、50ドルと言っても60ドルと言ってもわたしにスペイン語で反論する能力が全くないことは分かっていただろうに。 日曜の独立広場では、大勢の人が繰り出して思い思いの過ごし方をしています。 何やら合唱している人たち。アタマに残る歌だなぁ、と思いながらビデオも撮らせていただきました。^^ ↓ 独立広場。 独立広場に面して建つ、Carondelet Palace(大統領府)。 ↓ エクアドル国旗。アメリカもそうですが、どこの国に行っても大体、大空にはばたく国旗をあちこちで見かけます。 残念ながら、日本ではあまり目かけない光景。なぜだろう? ↓ スペイン・チックですね。 ↓ Banco Central del Ecuador とありますので、エクアドル中央銀行?(日銀みたいなものか?) ↓ キトの旧市街では、露店がたくさん出ていて大賑わい。 ↓ エル・パネシリョ(Loma El Panecillo)。徒歩でここまで行く元気はさすがにナシ。(笑) ↓ Basilica del Voto Nacional。まだ時間もあることだし、坂を上ってまた行ってみるとしましょう。 ↓ ・・・と、路上で思いっきり寝ている人に遭遇。こんな人通りの多いところで・・・?(驚) ↓ Basilica del Voto Nacional。 これ、ヨーロッパだよ、と言っても(多分)分からんですね。^^ ↓ 一昨日来たときは知らなかったんですが、どうやら教会の建物の上の方に上れるらしい。 ということで、入場料(2ドル)払って上ってみました。ありがとう、インターネット。昨夜、調べました。(笑) キトの旧市街。すごい景色。来てよかったー ↓ ズームアップ。向こうの上からこちら側を眺めるのも良さそうだけど、そこまでの元気はナシ。(笑) ↓ 上の写真から、少し左に方角をズラしてみた図。^^ ↓ これは反対側。先ほど行った赤道方面。(最終日になって)ようやく方向感覚が掴めて来たぞ。(笑) 再度、エル・パネシリョ(Loma El Panecillo)方向。手前にツインタワーを入れてみた。 時計の時刻がそれぞれ違っているのはご愛嬌。直して差し上げましょうか?(笑) ↓ 宿泊していたホテル方面。 ↓ そうそう、この急階段を登って最上部まで来たわけです。高所恐怖症でなくても、かなりスリルあります。(怖) ↓ ということで、キトの旧市街をあちこち歩き回って、ホテル近くのエル・エヒート公園(Parque El Ejido)まで戻って来ました。^^ 日曜ということで、大勢の人が思い思いの休日を過ごしています。露店もたくさん出ていて、いい匂いが鼻を突きます。 ↓ 焼トウモロコシを売っている おばさん。うーん、あまり美味しそうではなかった・・・かナ。(笑) ↓ 路上で、ちょうど先ほど見た景色と同じ絵画を売っていました。 さすがにこのサイズでは持って帰れない。もう少し小さいのがあれば、、、 ↓ というわけで、午後は旧市街をあちこち歩き回って、夕方(スーツケースを預けている)ホテルに帰還しました。 運転手さんとは、当地時間20時ピックアップの約束をしています。昼も時間通り来てくれたし、その点は心配ナシ。 空港には何があるかよく分からんので、取りあえず、ホテルのレストランで腹ごしらえして時間を潰すとします。^^ ということで、運転手さんはちゃんと時間通り来てくれました。Muchas gracias - ありがとう! 言葉はなかなか通じないのですが、いやぁ、精神的に大助かりでした。空港まで送ってもらい、丁重に御礼を言って別れました。それでも、感謝の気持ちが十分伝えられなかったのは心残り。スペイン語、もう一度よく勉強してみようかナ、、、 チェックイン。 ↓ アメリカ行きのフライトは、どれもかなりの深夜に出発するようです。東海岸時間のアトランタやマイアミは23時台ですが、中部時間のダラスやヒューストンは24時台。あれれ、JFK(ニューヨーク)は25時台。(遅) おおよそ、現地時間で05時台に着くよう設定されているんでしょう。^^ ↓ 復路は、キト23:30(現地時間)発・DL680。往路に続いて、アップグレードでビジネスとなりました。ただ、中距離路線なので非フルフラット。それでも、エコノミー3席分のスペースを2人で占有出来ますのでラクと言えばラク、です。 アトランタまで、およそ5時間の空の旅、です。^^ ■ 2017年5月29日(月) エクアドル旅行 5日目 - アトランタ到着(帰米) ということで、思いっきり爆睡していたら、もう、アトランタまであと30分のところに来ていました。 ちょうどキューバ上空を通過中、一度目が覚めたので窓の外に目をやると街の灯りが見えたり。 キューバって、わざわざ迂回するとは思っていなかったけどそのまま突っ切れるとも考えたことはなかったので、何だかとても新鮮。北朝鮮じゃないか。(笑) 大急ぎで税関申告書を記入したら、程なくして最終着陸態勢です。^^ ↓ (早朝なので)入国審査はガラガラだろう、と思っていたのですが、意外や意外 - この時間帯は中南米からのフライトが相次いで到着することを知りました。 なるほど、アジア方面はその多くが午前発ですし、アトランタ経由で全米各地に散らばって行く場合もこの時間帯に着いた方が何かと選択の幅が広がりますから、合点が行きます。 たまたま(ビジネスで)降機が早かったので、難を逃れました。わたしが並んだ直後にサンチアゴ(チリ)などからの到着便が相次ぎ、ここから大混雑が始まったのでした。危なかった、、、 それにしても、アメリカの入国審査官は態度が横柄なこと。わたしは日本のパスポートだし、就労ビザ持ちなので比較的カンタンにスルー出来ましたが、もう少し愛想がよくてもいいよね。トランプ大統領の指示、というわけではないんだろうけど、とにかく上から目線。エクアドルは、もっとよかったけど。 ということで、当地時間07時半ちょっと過ぎ、自宅に「朝帰り」しました。(笑) エクアドル旅行、雑感。 わたしは、HCJB日本語放送は当時それなりに聞かせていただいたし、受信報告書もよく送付して返信も沢山いただいたけど、ホントの意味で局側が期待するようなリスナーだったか、と言われると、あまり自信はありません。 そんなわたしが放送局まで訪ねて、興味本位で?中を案内していただくというのはチョット違うんじゃない?と思ったりもしたわけですが、G.K.さんのご厚意もあり、このたび実現の運びとなりました。 お忙しい中時間を工面してくださったG.K.さん、この場を借りて厚く御礼申し上げます。m(_ _)m また、この度の身勝手な旅行を快諾してくれた奥方にも感謝の意を表します。どうもありがとう。^^ 誰でもそうだろうと思いますが、わたしも、自分の人生に於いて後悔は(出来るだけ)したくない、と考えています。今は今しかなく、後になって悔いても遅い。今しか出来ないことは今やっておくべし、というのが持論です。今回の旅行もその視点で決めました。 家族のいない今がチャンス!というわけではないのですが、それでも考えてみれば、このような別居生活(しかも、日本とアメリカでの)は後にも先にも多分ないよね、と。エクアドルなんてどうかな、と考え始めてからは、今行かなかったらいつ行かれるか分からないし、そもそも先々行くチャンスが来るかどうかも分からないのだから、今行っておかなければ後悔する、と思いました。 わたしはいつも即断即決型ですが、実際のところあまり外したことはなくて、自信を持って決断して動いたときは仕事でもプライベートでもまず成功しています。その意味で今回も、行った方がいい、と自分で判断しているんだからゼッタイ行った方がいいよ、と。 今月はあまりに忙しくて、事前準備も十分でないまま臨んだ割には、HCJBにも行けたし、ペルセウスによる「総録り」も出来たし、それなりに観光も出来たので大満足。行かなかったらゼッタイ後悔していたでしょうから、この点だけ考えてもよかったと思っています。 「後悔しないよう行動する」、「今しか出来ないことは今やっておく」。(自分にとっては)これが正しいことを再認識しました。 ということで、いよいよ現実の世界に戻りました。 また明日から、ギアを入れ替えてガンバろうと思います。^^
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